朝のお茶を飲んで
あれこれやってたら
霞がでてきた
昔の人は早起き。
夜明け前には起きて、それこそ朝飯前に色々な仕事を片付けていたのだ。
そして朝飯、お茶を呑んでホット一息。
その後なんだかんだやっているうちに、ようやく朝霞がたなびいてきたらしい。日向に座っていると居眠りをしそうな春の一日のはじまりなのだ。
電気もなくガスも水道もなく、何から何まで人間の手で行わねばならなかった時代、時間はきっと大事に使われていたのだろう。
現代人ならば朝霞がすっかり晴れるころ、眠い目をこすりこすり起きだすのかもしれないが…
(2006 3.24)
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