春の草を 五種類くらいまでは覚えたよ
歳三の好きな花は圧倒的に「梅」
「白」に憧れ、白い梅や牡丹を愛でていた歳三が、春の訪れに心はずんでいたのか、春の野を彩る素朴な草花たちにも「豊玉のまなざし」を向けようとしていたのだろう。
草花の形は良く似ていて、なかなか区別がつかないものもある。
何を調べて覚えたのか、誰にどのようにして教えてもらったのかは判らないが、五つくらいはなんとかわかるようになったよ、というのである。
いかにも研究熱心な歳三らしい。
その後は、いくつまで草花の名前を覚えたのだろう。
上洛してからは別の色を数えるのに忙しかったのかもしれないが(笑)
(2006 3.21)
|